++ 2008.10.05 Sun ++
JUDAS PRIEST / Live in Japan '08
しつこいと思われるかもしれませんが、何度も書きます。
今回の JUDAS PRIEST のライヴは本当に良かったです。
ブログや mixi で他の人の感想を見ても、総じて良いものばかりですね。
「前回失望させられたから、今回はどうしようか迷った。でもこれが最後になるかもしれないし、、、やっぱりプリーストだから」そういう思いで行った人も、「今回は素晴らしかった」と書いている人が多いです。
中には横浜で大変感動し、その場で武道館、国際フォーラム行きを決めた人もおられます。名古屋、大阪も素晴らしかったようですが、横浜が一番良かった!という人が多い様に感じます。
残念なのは客の入り。空席が目立ったとの記述をよく目にしますが、要因は日程的なことと信じたいです。「行きたいけれど、仕事が入って残念」という声も沢山聞こえてきますし。そんな中、バンド側は最高のものを見せてくれました。
いや、むしろ、そういう状況だからこそ、逆に JUDAS PRISET というバンドの姿勢がハッキリと浮き彫りになったのではないでしょうか。集客状況は、客席からよりもステージ上からの方がよく見えるはずです。にもかかわらず、あの堂々としたパフォーマンス、渾身のプレイはまさしくプロフェッショナル! 振り返れば、その迫力に圧倒されたのかも知れません。
kreutzerさんのブログにあった、「メタルの神は本当にいた!」というフレーズが気に入っています。運命を司る神に対しては無神論者ですが、メタル・ゴッドは現にここにましますことを実感しました。
本当に観れて良かったです。
ちなみに以下は、本当にあった悲しい話。
忘れ物大王の私も、入場するまで「チケット持ってきたか?」と不安でしたが、今回は大丈夫でした。
上記のような方は、これで慰めになるでしょうか?↓
今回の JUDAS PRIEST のライヴは本当に良かったです。
ブログや mixi で他の人の感想を見ても、総じて良いものばかりですね。
「前回失望させられたから、今回はどうしようか迷った。でもこれが最後になるかもしれないし、、、やっぱりプリーストだから」そういう思いで行った人も、「今回は素晴らしかった」と書いている人が多いです。
中には横浜で大変感動し、その場で武道館、国際フォーラム行きを決めた人もおられます。名古屋、大阪も素晴らしかったようですが、横浜が一番良かった!という人が多い様に感じます。
残念なのは客の入り。空席が目立ったとの記述をよく目にしますが、要因は日程的なことと信じたいです。「行きたいけれど、仕事が入って残念」という声も沢山聞こえてきますし。そんな中、バンド側は最高のものを見せてくれました。
いや、むしろ、そういう状況だからこそ、逆に JUDAS PRISET というバンドの姿勢がハッキリと浮き彫りになったのではないでしょうか。集客状況は、客席からよりもステージ上からの方がよく見えるはずです。にもかかわらず、あの堂々としたパフォーマンス、渾身のプレイはまさしくプロフェッショナル! 振り返れば、その迫力に圧倒されたのかも知れません。
kreutzerさんのブログにあった、「メタルの神は本当にいた!」というフレーズが気に入っています。運命を司る神に対しては無神論者ですが、メタル・ゴッドは現にここにましますことを実感しました。
本当に観れて良かったです。
ちなみに以下は、本当にあった悲しい話。
- 「今新幹線で向かっている最中ですが、信号機の故障で止まっています(涙)間に合いそうにありません。最悪DEATH(ToT)」
- 「ビールの飲みすぎで、途中でトイレに行くはめに。便器の前でハーレーの爆音を聞いたのは悲しかった」
- 「あ゙(゚д゚!! 日程を間違えていた!昨日だったんだ!_| ̄|○」
- 「本当は行く予定だったのに風邪のため断念。席は最前列だったのに(>。<)」
忘れ物大王の私も、入場するまで「チケット持ってきたか?」と不安でしたが、今回は大丈夫でした。
上記のような方は、これで慰めになるでしょうか?↓
++ 2008.10.04 Sat ++
JUDAS PRIEST / Interview with Rob, Glenn and K.K.
今回の JUDAS PRIEST Live in Japan、観に行って本当に良かったと思います。集客動員数こそは「満員御礼!」とはいかなかったようですが、その内容たるや、実に素晴らしく充実していました。逆境を乗り越え、信念を貫き通した彼らのパワーを見せつけられ、活力と勇気を与えられたような気がします。感激と感謝の念に絶えません(T人T)
名古屋、大阪、横浜、東京でのセットリストはまさしく「ベスト・オブ・ジューダス・プリースト」+なかなか聴けそうもない曲でした。それに加えロブ・ハルフォードの、身を削るかのような熱唱!80年代からのファンの涙腺は緩みっぱなしだったに違いありません。
もちろん、これとは別に「Nostradamus Tour」は当然考えられているようで、再び来日してもらいたいと願わずにはおれません。
以下、新譜に関するインタビューです。
(R:ロブ・ハルフォード、G:グレン・ティプトン、K:K.K.ダウニング、M:伊藤政則)
名古屋、大阪、横浜、東京でのセットリストはまさしく「ベスト・オブ・ジューダス・プリースト」+なかなか聴けそうもない曲でした。それに加えロブ・ハルフォードの、身を削るかのような熱唱!80年代からのファンの涙腺は緩みっぱなしだったに違いありません。
もちろん、これとは別に「Nostradamus Tour」は当然考えられているようで、再び来日してもらいたいと願わずにはおれません。
以下、新譜に関するインタビューです。
(R:ロブ・ハルフォード、G:グレン・ティプトン、K:K.K.ダウニング、M:伊藤政則)
++ 2008.10.03 Fri ++
JUDAS PRIEST / Britsh Steel
名古屋、大阪、横浜、東京にてベテランの凄みを見せつけた JUDAS PRIEST。といっても自分は武道館でしか観ていませんが。
ただ、ブログや mixi で皆さんのライヴ・レポートを見ると、面白いことに、大体同じ感想なんですよね。一言で言うと「良かった!」と。つまり、どこも同じ熱演だったということですね。いやぁ、本当に凄かった!!!
会場で見かけたTシャツで、一番多かったのがこの「British Steel」のデザインではなかったかと思います。1980年のアルバムですから、約30年たった今も根強い人気だということが分かります。
昭和天皇は1946(昭和21)年、人間宣言をしましたが、JUDAS PRIEST はこのアルバムをもって「メタルゴッド」を名乗るようになりました。爾来28年、HEAVY METAL といえば JUDAS PRIEST、常に偏見や差別の嵐の中、矢面に立って闘ってきました。裁判で訴えられたこともありました。
しかし彼らの英国魂は鋼鉄の硬さだったのです。
JUDAS PRIEST のアルバムは、どれも逆境をはねのける強靭な信念の強さが感じられるのですが、このメタル宣言の「British Steel」もその1枚。ジャケットのデザイン、アルバムタイトルからもその意気込みが感じられます。
CDで聴いてもなかなかの迫力で、リフ、リフ、リフの応酬です。ましてやライヴになればその魅力は10倍にも100倍にもなります。歌うにはもってこいの、キャッチーでエネルギッシュな曲も多く含まれています。
1曲目「Breaking the Law」、昨日の記事に今回の大阪公演と思われる映像を貼りましたが、「Metal Gods」「Living After Midnight」とともにライヴでは欠かせない代表曲となっています。
このアルバムでは他にも「Rapid Fire」「Steeler」が良いですね。
それと、これも好きです↓
ただ、ブログや mixi で皆さんのライヴ・レポートを見ると、面白いことに、大体同じ感想なんですよね。一言で言うと「良かった!」と。つまり、どこも同じ熱演だったということですね。いやぁ、本当に凄かった!!!
会場で見かけたTシャツで、一番多かったのがこの「British Steel」のデザインではなかったかと思います。1980年のアルバムですから、約30年たった今も根強い人気だということが分かります。
昭和天皇は1946(昭和21)年、人間宣言をしましたが、JUDAS PRIEST はこのアルバムをもって「メタルゴッド」を名乗るようになりました。爾来28年、HEAVY METAL といえば JUDAS PRIEST、常に偏見や差別の嵐の中、矢面に立って闘ってきました。裁判で訴えられたこともありました。
しかし彼らの英国魂は鋼鉄の硬さだったのです。
JUDAS PRIEST のアルバムは、どれも逆境をはねのける強靭な信念の強さが感じられるのですが、このメタル宣言の「British Steel」もその1枚。ジャケットのデザイン、アルバムタイトルからもその意気込みが感じられます。
CDで聴いてもなかなかの迫力で、リフ、リフ、リフの応酬です。ましてやライヴになればその魅力は10倍にも100倍にもなります。歌うにはもってこいの、キャッチーでエネルギッシュな曲も多く含まれています。
1曲目「Breaking the Law」、昨日の記事に今回の大阪公演と思われる映像を貼りましたが、「Metal Gods」「Living After Midnight」とともにライヴでは欠かせない代表曲となっています。
このアルバムでは他にも「Rapid Fire」「Steeler」が良いですね。
それと、これも好きです↓
++ 2008.10.02 Thu ++
Priest Live !! @ Budokan
に行って参りました。9月29日。
そして
見つけてしまいました~~~~~!!!!
これはたぶん大阪。
この際だから本音を言うと、
撮影者ありがとう!!
です(涙)
演奏終了後、怪しげな言語が聞こえるので、外国人の手による映像ですね。おそらく。
この Breaking the Law 行為は、治外法権により「配信の門」をくぐりぬけたということで動画を楽しませていただきましょう(^o^)
それにしても
何が良いかというと、
客の声の入り方が、臨場感たっぷり!!
\( ̄0 ̄)/
武道館もこんな感じでした!!!!!!!!
いまだ興奮冷めやらずです。
そう、
ロブ・ハルフォード(vo) 57歳
グレン・ティプトン(g) 60歳
K.K.ダウニング(g) 56歳
イアン・ヒル(b) 57歳
スコット・トラヴィス(dr) 47歳
による圧巻のライヴ・パフォーマンスです!↓
出だし、「いあ~~~ん!」って誰か言ってません?(8秒ぐらいのところ)
少なくとも「いや~~~ん!」ではないですね(笑)
武道館でもイアン・コール、1度や2度ではありませんでした。
イアン・ヒル、実はマニアックなファンが多いんですね。
ちなみに武道館での「Painkiller」は、スコット・トラヴィスの、じらしタイムがありました。
あのドラムのイントロが始まり、キターーー(`∀´)ーーーーー!!と思ったら、「トン、トン、トン……」とテンポダウンし、な~んだ(−ε−)と思ったら「ダダダダダ……」と怒涛のドラミング、客席が「ウオオオォォォ!!」と盛り上がるとまたテンポダウン……。しばらくそんなやり取りがあって、いよいよギターが入ってロブの熱唱へ!
最後、全員が舞台上部に登ってドラムの横に一列になった時、涙ぐんだ人、多いのでは?
そして、
そして
見つけてしまいました~~~~~!!!!
これはたぶん大阪。
この際だから本音を言うと、
撮影者ありがとう!!
です(涙)
演奏終了後、怪しげな言語が聞こえるので、外国人の手による映像ですね。おそらく。
この Breaking the Law 行為は、治外法権により「配信の門」をくぐりぬけたということで動画を楽しませていただきましょう(^o^)
それにしても
何が良いかというと、
客の声の入り方が、臨場感たっぷり!!
\( ̄0 ̄)/
武道館もこんな感じでした!!!!!!!!
いまだ興奮冷めやらずです。
そう、
ロブ・ハルフォード(vo) 57歳
グレン・ティプトン(g) 60歳
K.K.ダウニング(g) 56歳
イアン・ヒル(b) 57歳
スコット・トラヴィス(dr) 47歳
による圧巻のライヴ・パフォーマンスです!↓
Painkiller (Live in Japan 2008)
出だし、「いあ~~~ん!」って誰か言ってません?(8秒ぐらいのところ)
少なくとも「いや~~~ん!」ではないですね(笑)
武道館でもイアン・コール、1度や2度ではありませんでした。
イアン・ヒル、実はマニアックなファンが多いんですね。
ちなみに武道館での「Painkiller」は、スコット・トラヴィスの、じらしタイムがありました。
あのドラムのイントロが始まり、キターーー(`∀´)ーーーーー!!と思ったら、「トン、トン、トン……」とテンポダウンし、な~んだ(−ε−)と思ったら「ダダダダダ……」と怒涛のドラミング、客席が「ウオオオォォォ!!」と盛り上がるとまたテンポダウン……。しばらくそんなやり取りがあって、いよいよギターが入ってロブの熱唱へ!
最後、全員が舞台上部に登ってドラムの横に一列になった時、涙ぐんだ人、多いのでは?
そして、
++ 2008.10.01 Wed ++
ジューダス・プリースト/ライヴ・アット・武道館
昨日も書いたとおり、JUDAS PRIEST の武道館公演は本当にすばらしかったですが、その理由のひとつが選曲!『Nostradamus』
目当ての人にはゴメンナサイ
ですが、
全てが良かったのですが、中でもこの曲が生で聴けたのがうれしい限りでした。
Rock Hard Ride Free
『Defenders of the Faith』
は、アルバム・ジャケットこそは悲しいほどにダサいのですが、内容は本当にすばらしい名盤だと思います。このアルバムからは、「Eat Me Alive 」もやってくれました。
そしてもう1曲、武道館ではアンコールという形ではありませんでしたが、他の会場ではアンコールで演奏された、
ですが、2008年 JUDAS PRIEST 武道館公演 セットリスト
Intro:Dawn of creation
2:Prophecy
3:Metal gods
4:Eat me alive
5:Between the hammer and the anvil
6:Devill's child
7:Breaking the law
8:Hell patrol
9:Death
10:Dissident aggressor
11:Angel
12:The hellion〜Electric eye
13:Rock hard ride free
14:Sinner
15:Painkiller
16:Hell bent for leather
17:The green manalishi(with two-pronged crown)
18:You've got another thing comin'
もう、これ見ただけで昔からのファンは垂涎ものでしょう!Intro:Dawn of creation
2:Prophecy
3:Metal gods
4:Eat me alive
5:Between the hammer and the anvil
6:Devill's child
7:Breaking the law
8:Hell patrol
9:Death
10:Dissident aggressor
11:Angel
12:The hellion〜Electric eye
13:Rock hard ride free
14:Sinner
15:Painkiller
16:Hell bent for leather
17:The green manalishi(with two-pronged crown)
18:You've got another thing comin'
全てが良かったのですが、中でもこの曲が生で聴けたのがうれしい限りでした。
Rock Hard Ride Free
『Defenders of the Faith』
そしてもう1曲、武道館ではアンコールという形ではありませんでしたが、他の会場ではアンコールで演奏された、
++ 2008.09.30 Tue ++
JUDAS PRIEST / Live at Budokan
とにかく凄く良いライヴでした。
事前に「ロブの調子が良い」と聞いていたので、かなり期待して臨んだところ、その期待を裏切らないどころか、はるかに上回るものでした。「感涙にむせんで前が見えなかった」、、、ことはありませんでしたが、形容詞として、そのぐらいの満足感を頂きました。
演奏、音、選曲、これが良かったのが最たる要因ですが、加えてオーディエンスの反応! これですよ! ライヴならではの醍醐味! 一体感! 客席の雰囲気がすごく良かったです。
始まる前、隣の人に声をかけたら、北陸から初めて武道館に来たという、おとなしそうな、自分と同じライヴ慣れしていない人で、見るからにドキドキ、ワクワクな感じの推定年齢30代。他にも、「PRIEST 愛してますぅ〜」オーラぷんぷんの人が前にも後ろにも、左右にも。一音も聞き逃すまい、乗り損ねまい、という意気込みのファンが多かったように思います。
10代後半の学生らしき人から50代ぐらいのおじさん、おば…お姉さんまで、幅広い層の人が一斉に曲に合わせ、拳を挙げ、合唱し、首を振る。そんな光景の中に身を置き、一緒に歌うのは非常に気持ちよかったです。会場にいた観客全てが、ジューダス・プリースト6人目のメンバーとして、ライヴを盛り上げていた――そんな表現がぴったりでした。何せ、ギターの音より歓声の方が大きいのではないか、と思えることしばしばでしたから(実際にはそんなことはないでしょうが)。
その空気は、会場が暗転した瞬間にすでに出来上がっており、イントロの「Dawn of creation」がかかると大歓声とともに全員が立ち上がり、大きな拍手を持ってメンバーが現れるのを待ちました。
最初に現れたのが、ステージ上方ドラム・セットにスコット・トラヴィス。続いて、ギター、ベースが始まると、KK・ダウニング、グレン・ティプトン、イアン・ヒルがその下に登場。しかしロブの姿は見えません(ただ、気づかなかっただけ?)
そしていよいよ、ヴォーカル・パートが始まると、左上方に杖をたずさえ銀色のマントに身を包めた、予言者か魔法使いを思わせる人物が! そう、TESTAMENT の『Souls of Black』
のジャケットのようなロブ・ハルフォードです。この時点ではまだ顔はフードに隠れて見えないのですが、歓声は一段と大きくなります。そしてマントを脱ぎ、頭部に彫られたタトゥー、髭をたくわえた貫禄十分のロブの顔が見えると、会場はまるで教祖様を拝む信者のような熱狂の渦に!!
声の調子が良かったこともありますが、ロブ・ハルフォードというシンガーの「存在即ちヘヴィ・メタル」というカリスマ性を目の当たりにした瞬間でした。鋼鉄魂ここに宿れり! 全身から放つオーラは凄まじいものがありました。
それにしてもロブの調子が良い!
おそらく多くの人がそう感じたと思います。低音から高音まで、これが60歳近い人の出す声か、と驚きました。そしてゆったりとした動き。決して緩慢ではなく、貫禄を感じさせるものでした。ヴォーカルというか役者の演技に近いものを感じました。「Between the hammer and the anvil」では旗を振り、「Death」では王者の席に座り熱唱、「Hell bent for leather」ではハーレーに乗って登場、その他、階段を登ったり降りたり……。
KKは会場後方からだとダグ・アルドリッチのような美男子に見えたし、グレンもかっこよかったです。「Sinner」におけるソロは若干音が聴き辛かったですが、かなりの熱演でした。プリーストのギターワークは「Breaking the law」「The hellion」はじめ、メロディアスなものが多いので、「オ〜オオオ〜オ〜オオ〜♪」とギターの旋律を歌う場面が何度かありました。
そして何と!イアンのベース・プレイが良かったです。2人のギターよりも激しく動いていたと思います。客席から「イア〜〜ン」と叫ぶ声、3回くらい聞きました。
ドラムのスコット・トラヴィスは筋肉ムキムキ、バチ遊びもいろいろ見せてくれました。
私は今回プリースト初体験でしたが、講演終了後あちこちから聞こえてきた会話が「前回より断然良かったよね」というものです。ほぉ、やはりそうかと思いました。
しかし、演奏、選曲の良さ以上に感じたのは、メタル・ゴッドとして君臨する、存在感そのものの大きさです。老いて(失礼!)なお全盛期、見せ付けられ、圧倒されました。
They are the Defenders of the Faith !!
事前に「ロブの調子が良い」と聞いていたので、かなり期待して臨んだところ、その期待を裏切らないどころか、はるかに上回るものでした。「感涙にむせんで前が見えなかった」、、、ことはありませんでしたが、形容詞として、そのぐらいの満足感を頂きました。
演奏、音、選曲、これが良かったのが最たる要因ですが、加えてオーディエンスの反応! これですよ! ライヴならではの醍醐味! 一体感! 客席の雰囲気がすごく良かったです。
始まる前、隣の人に声をかけたら、北陸から初めて武道館に来たという、おとなしそうな、自分と同じライヴ慣れしていない人で、見るからにドキドキ、ワクワクな感じの推定年齢30代。他にも、「PRIEST 愛してますぅ〜」オーラぷんぷんの人が前にも後ろにも、左右にも。一音も聞き逃すまい、乗り損ねまい、という意気込みのファンが多かったように思います。
10代後半の学生らしき人から50代ぐらいのおじさん、
その空気は、会場が暗転した瞬間にすでに出来上がっており、イントロの「Dawn of creation」がかかると大歓声とともに全員が立ち上がり、大きな拍手を持ってメンバーが現れるのを待ちました。
最初に現れたのが、ステージ上方ドラム・セットにスコット・トラヴィス。続いて、ギター、ベースが始まると、KK・ダウニング、グレン・ティプトン、イアン・ヒルがその下に登場。しかしロブの姿は見えません(ただ、気づかなかっただけ?)
そしていよいよ、ヴォーカル・パートが始まると、左上方に杖をたずさえ銀色のマントに身を包めた、予言者か魔法使いを思わせる人物が! そう、TESTAMENT の『Souls of Black』
声の調子が良かったこともありますが、ロブ・ハルフォードというシンガーの「存在即ちヘヴィ・メタル」というカリスマ性を目の当たりにした瞬間でした。鋼鉄魂ここに宿れり! 全身から放つオーラは凄まじいものがありました。
それにしてもロブの調子が良い!
おそらく多くの人がそう感じたと思います。低音から高音まで、これが60歳近い人の出す声か、と驚きました。そしてゆったりとした動き。決して緩慢ではなく、貫禄を感じさせるものでした。ヴォーカルというか役者の演技に近いものを感じました。「Between the hammer and the anvil」では旗を振り、「Death」では王者の席に座り熱唱、「Hell bent for leather」ではハーレーに乗って登場、その他、階段を登ったり降りたり……。
KKは会場後方からだとダグ・アルドリッチのような美男子に見えたし、グレンもかっこよかったです。「Sinner」におけるソロは若干音が聴き辛かったですが、かなりの熱演でした。プリーストのギターワークは「Breaking the law」「The hellion」はじめ、メロディアスなものが多いので、「オ〜オオオ〜オ〜オオ〜♪」とギターの旋律を歌う場面が何度かありました。
そして何と!イアンのベース・プレイが良かったです。2人のギターよりも激しく動いていたと思います。客席から「イア〜〜ン」と叫ぶ声、3回くらい聞きました。
ドラムのスコット・トラヴィスは筋肉ムキムキ、バチ遊びもいろいろ見せてくれました。
私は今回プリースト初体験でしたが、講演終了後あちこちから聞こえてきた会話が「前回より断然良かったよね」というものです。ほぉ、やはりそうかと思いました。
しかし、演奏、選曲の良さ以上に感じたのは、メタル・ゴッドとして君臨する、存在感そのものの大きさです。老いて(失礼!)なお全盛期、見せ付けられ、圧倒されました。
They are the Defenders of the Faith !!
Set List
Intro:Dawn of creation
2:Prophecy
3:Metal gods
4:Eat me alive
5:Between the hammer and the anvil
6:Devill's child
7:Breaking the law
8:Hell patrol
9:Death
10:Dissident aggressor
11:Angel
12:The hellion〜Electric eye
13:Rock hard ride free
14:Sinner
15:Painkiller
16:Hell bent for leather
17:The green manalishi(with two-pronged crown)
18:You've got another thing comin'
Intro:Dawn of creation
2:Prophecy
3:Metal gods
4:Eat me alive
5:Between the hammer and the anvil
6:Devill's child
7:Breaking the law
8:Hell patrol
9:Death
10:Dissident aggressor
11:Angel
12:The hellion〜Electric eye
13:Rock hard ride free
14:Sinner
15:Painkiller
16:Hell bent for leather
17:The green manalishi(with two-pronged crown)
18:You've got another thing comin'
++ 2008.09.03 Wed ++
JUDAS PRIEST / Rocka Rolla
原点回帰か、と思わせる『Nostradamus』を世に出し、武道館公演が近づいている JUDAS PRIEST、1974年の1stを久々に聴きました。
『Painkiller』などの後に聴くとすごく時代の隔たりを感じるのですが、『Nostradamus』に続いて聴くと案外違和感がないことを発見!
2nd、3rdの陰に隠れ、また、ダジャレのようなジャケットとタイトルですが、プリーストの出発点、実はこのアルバム、結構良いと思いました。「名盤」という人は少ないでしょうが聴き込むと意外と好きな曲が多いです。
ジューダス・プリーストといえばロブ・ハルフォードの個性が際立って目立ちますが、忘れてはならないのがグレン・ティプトンとK.K.ダウニングのギター。さりげなく泣き泣きのプレイをしています。
また、ブルースハープを使っているなど、初期の JUDAS PRIEST は、メタルという形容よりプログレと言った方がピッタリ来るかもしれません。
(3)「 Winter/Deep Freeze/Winter Retreat/Cheater」の「Winter Retreat」(5)「Run of the Mill」は叙情的で好きです。(8)「Diamonds & Rust」はボーナストラックでしょうか? 自分のCDには入っていません(>。<)まあ、『Sin after Sin』で聴けるから良いのですが。
裏ジャケに「ボブ・ハルフォード」という誤植があるのが笑えます。
『Painkiller』などの後に聴くとすごく時代の隔たりを感じるのですが、『Nostradamus』に続いて聴くと案外違和感がないことを発見!
2nd、3rdの陰に隠れ、また、ダジャレのようなジャケットとタイトルですが、プリーストの出発点、実はこのアルバム、結構良いと思いました。「名盤」という人は少ないでしょうが聴き込むと意外と好きな曲が多いです。
ジューダス・プリーストといえばロブ・ハルフォードの個性が際立って目立ちますが、忘れてはならないのがグレン・ティプトンとK.K.ダウニングのギター。さりげなく泣き泣きのプレイをしています。
また、ブルースハープを使っているなど、初期の JUDAS PRIEST は、メタルという形容よりプログレと言った方がピッタリ来るかもしれません。
(3)「 Winter/Deep Freeze/Winter Retreat/Cheater」の「Winter Retreat」(5)「Run of the Mill」は叙情的で好きです。(8)「Diamonds & Rust」はボーナストラックでしょうか? 自分のCDには入っていません(>。<)まあ、『Sin after Sin』で聴けるから良いのですが。
裏ジャケに「ボブ・ハルフォード」という誤植があるのが笑えます。
隠れた名曲
↓
↓
++ 2008.06.29 Sun ++
JUDAS PRIEST / Nostradamus
JUDAS PRIEST の最高傑作は?と聴かれると困ってしまうのですが、多分『Painkiller』を挙げる人が多いのではないでしょうか。それだけに1992年のロブ・ハルフォード脱退ほどショックな出来事はなかったし、2004年、再びロブがプリーストに復帰したニュースほどファンを湧かせたことはなかったでしょう。
『Painkiller』を凌駕する作品が期待される中、発表された2005年の『Angel of Retribution』。これまた素晴らしいアルバムでした。(7)「Angel」以降の流れは特に素晴らしいです。
そして、続く『Nostradamus』。一度聴いて、これこそ最高傑作か、過去の集大成アルバムか!と思いました。あるいは原点回帰かと。スタジオアルバム16枚目にして、バンド初のコンセプトアルバムです。ノストラダムスの予言ではなく、彼自身の波乱万丈の人生がテーマの2枚組み。2枚に分けたというより、時間の都合で2枚になった、というところでしょう。
また、「彼の人生は(中略)そこにはメタルの要素がある。誰かに押されても、戦って強く自分でいることをメタルでは歌うが、それこそがノストラダムスに必要なことだった」とロブの言葉にあるように、『Deffenders of the Faith』の世界観が窺われ、また楽曲的にも近いものを感じます。
そして『Painkiller』の後半、「Night Crawler」や「A Touch of Evil」を思わせるメロディアスなヴォーカル、「One Shot at Glory」の華麗なツインギターを思わせるところも出てきて嬉しい限りです。
しんみりと泣かせる曲調が多いと思うので、刺激を求めるには物足りないかもしれませんが、決してアグレッシヴで速い曲がないわけではありません。じっくり聴けばより良さがわかる、スルメ盤といえるかもしれません。
高音はあまり出てきませんが、中音域のロブのヴォーカルが実に力強く、全く年齢を感じさせないところに感服です。
グレン・ティプトン(60歳)とK.K.ダウニング(56歳)のツインギターも「まだまだ若い者には負けねえぞ!」という気迫+円熟を感じます。『Turbo』以来のシンセギターも良いです。
そして、ドラムとベース。重々しいアルバムのコンセプトの雰囲気を作り出す重低音が良いです。
『Painkiller』を凌駕する作品が期待される中、発表された2005年の『Angel of Retribution』。これまた素晴らしいアルバムでした。(7)「Angel」以降の流れは特に素晴らしいです。
そして、続く『Nostradamus』。一度聴いて、これこそ最高傑作か、過去の集大成アルバムか!と思いました。あるいは原点回帰かと。スタジオアルバム16枚目にして、バンド初のコンセプトアルバムです。ノストラダムスの予言ではなく、彼自身の波乱万丈の人生がテーマの2枚組み。2枚に分けたというより、時間の都合で2枚になった、というところでしょう。
All of us in Judas Priest have enjoyed an extraordinary experience making our metal form into this man's life and we hope that you, our fans, derive the same feelings now as you listen and let your mind escape with "Nostradamus".
「メタル・オペラ」と形容され、2枚組み100分のこの大作はまさしくオペラ、あるいはプログレともいえるでしょう。個々の曲ではなく、アルバム全体を通して雰囲気や流れを味わうと、本当に感動的です。そういう意味で、1976年の2nd『Sad Wings of Destiny』や1977年の3rd『Sin after Sin』を彷彿とさせます。これは前作『Angel of Retribution』の後半にも感じられることです。JUDAS PRIEST
* * * * * * * * * * * * *
ジューダス・プリーストは、自らのメタル・ミュージックを一人の男の人生と重ねるという、実に貴重な経験を楽しませてもらった。ぜひファンのみなさんにもこの『ノストラダムス』を聴くことで同じ気持ちを抱き、心を解き放っていただきたい。また、「彼の人生は(中略)そこにはメタルの要素がある。誰かに押されても、戦って強く自分でいることをメタルでは歌うが、それこそがノストラダムスに必要なことだった」とロブの言葉にあるように、『Deffenders of the Faith』の世界観が窺われ、また楽曲的にも近いものを感じます。
そして『Painkiller』の後半、「Night Crawler」や「A Touch of Evil」を思わせるメロディアスなヴォーカル、「One Shot at Glory」の華麗なツインギターを思わせるところも出てきて嬉しい限りです。
しんみりと泣かせる曲調が多いと思うので、刺激を求めるには物足りないかもしれませんが、決してアグレッシヴで速い曲がないわけではありません。じっくり聴けばより良さがわかる、スルメ盤といえるかもしれません。
高音はあまり出てきませんが、中音域のロブのヴォーカルが実に力強く、全く年齢を感じさせないところに感服です。
グレン・ティプトン(60歳)とK.K.ダウニング(56歳)のツインギターも「まだまだ若い者には負けねえぞ!」という気迫+円熟を感じます。『Turbo』以来のシンセギターも良いです。
そして、ドラムとベース。重々しいアルバムのコンセプトの雰囲気を作り出す重低音が良いです。
年老いて、尚、強い気持と、生への渇望を持ち続けたノストラダムスの人生を、彼の知性と共通する屈強さで描き切ったこのアルバムは、ロック史上、最も重要な作品の一つとして語り継がれることになるだろう。
2008.5.21 伊藤政則/MASA ITO
Judas Priest Nostradamus War music video promo
Judas Priest - Nostradamus New Album Previews
Judas Priest Nostradamus Teaser
Judas Priest - Nostradamus New Album Previews
Judas Priest Nostradamus Teaser
Track List:
Act 1
1. Dawn Of Creation → 試聴
2. Prophecy → 試聴
3. Awakening → 試聴
4. Revelations → 試聴
5. The Four Horseman → 試聴
6. War → 試聴
7. Sands Of Time → 試聴
8. Pestilence and Plaque → 試聴
9. Death → 試聴
10. Peace → 試聴
11. Conquest → 試聴
12. Lost Love → 試聴
13. Persecution → 試聴
Act 2
1. Solitude → 試聴
2. Exiled → 試聴
3. Alone → 試聴
4. Shadows In The Flame → 試聴
5. Visions → 試聴
6. Hope → 試聴
7. New Beginnings → 試聴
8. Calm Before The Storm → 試聴
9. Nostradamus → 試聴
10. Future of Mankind → 試聴
Act 1
1. Dawn Of Creation → 試聴
2. Prophecy → 試聴
3. Awakening → 試聴
4. Revelations → 試聴
5. The Four Horseman → 試聴
6. War → 試聴
7. Sands Of Time → 試聴
8. Pestilence and Plaque → 試聴
9. Death → 試聴
10. Peace → 試聴
11. Conquest → 試聴
12. Lost Love → 試聴
13. Persecution → 試聴
Act 2
1. Solitude → 試聴
2. Exiled → 試聴
3. Alone → 試聴
4. Shadows In The Flame → 試聴
5. Visions → 試聴
6. Hope → 試聴
7. New Beginnings → 試聴
8. Calm Before The Storm → 試聴
9. Nostradamus → 試聴
10. Future of Mankind → 試聴
++ 2007.03.31 Sat ++
JUDAS PRIEST 〜 Stained Class
JUDAS PRIEST の4thアルバム『Stained Class』は、1978年発表ですので、音に時代を感じるかもしれませんが、内容は素晴らしい名盤だと思います。
1st、2nd、3rdと続けて聴けば、この4thは彼らの新しい時代の幕開けを象徴するアルバムであることがよく分かりますし、当時「最も速い曲」と言われていた Exciter」が如何に衝撃的であったか容易に想像できます。「Better by You, Better Than Me」で時折り聞こえる、テンションノートを含むギターのコードには思わず息をのんでしまいますし、ぁStained Class」は出だしのギターやサビのヴォーカルのメロディは印象的で、全体的に緊張感があって良いです。
しかし、なんと言っても─Beyond the Realms of Death」、これは文句なしの名曲でしょう。ユニゾンでハモるアコギのアルペジオに、泣き泣きのギターソロ、情感たっぷりのロブのヴォーカル……。音がシンプルなだけに、余計哀愁を感じます。まさに「死の国の彼に」ですね。
さて、先に「想像できます」と書きましたが、『Stained Class』が発表された時、私はまだ小さな子供でした。だからリアルタイムで体験できるはずもありません。このアルバムの存在を知ったのは、今から10数年前、『Painkiller』が出た頃でした。確か当時、裁判沙汰でもめていたと記憶しています。
ある、自殺した少年の親に JUDAS PRIEST が訴えられたのです。理由は「息子はプリーストファンで、このアルバム聴いたから自殺したんだ」というものでした。具体的には、
・アルバムジャケットに「SUICIDE」の文字が隠されている。
・「Better by You, Better Than Me」の曲を逆回転で聴くと「Suicide♪」と聞こえる箇所がある
ということですが、「何とメチャクチャな!」と思いました。ジャケットを何度見ても未だ「SUICIDE」の文字は見つかりません。分かる人があったら教えて頂きたいものです。また、音を逆回転に聴いたとろこで、果たしてサブミリナル効果があるのか疑問です。(だいたい、普通に聴いて「あ、ここ、逆に聴いたら“Suicide♪”って言ってる」と分かる人がいれば、それは天才はモーツァルトぐらいじゃないでしょうか)
息子を失った親の苦しみは大変なものかと思いますが、その矛先をアーティストに持ってゆくのはどうかと思います。
頭の堅い親が頭ごなしに「ロックは不良の音楽だ」と騒ぎたてるのは世界共通のようです。そんなおせっかいP.M.R.C.に対する抗議の曲が『Painkiller』収録の「A Touch Of Evil」だそうです。
そういえば MEGADETH も『So Far, So Good... So What !』の「Hook In Mouth」で「FREEDOM」のつづりを分解して
「卑猥」「過激」ととるか、「芸術」ととるか、それぞれの立場や環境で、考え方、受け止め方は違ってくるので難しい問題ですね。
ただ、少なくとも言えることは、周囲の風潮や世論などに惑わされることなく、確固たる自分の信念を持っていることは大切だと思います。もちろん他人の助言や注意は静かに傾聴せねばなりませんが、結局のところ自分の人生は自分が決める訳です。「正邪」「是非」「善悪」について、問題意識を常に高めておくのが大事ではないでしょうか。
また、自分の身の周りにおきた現象を、わが身を省みずに、「これはあいつが悪いんだ」と責任転嫁するのも避けたいところです。ついつい自分を正当化するために、相手を悪者にしてしまうのが愚かしい人間の実態ですから……。自戒しておきたいものです。
(参考)
メタル馬鹿一代さんのブログ
ヘビメタな音楽
hrhm1161さんのブログ
DeepStyle.jp
18禁画像あり、クリック注意
makoさんのブログ
1st、2nd、3rdと続けて聴けば、この4thは彼らの新しい時代の幕開けを象徴するアルバムであることがよく分かりますし、当時「最も速い曲」と言われていた Exciter」が如何に衝撃的であったか容易に想像できます。「Better by You, Better Than Me」で時折り聞こえる、テンションノートを含むギターのコードには思わず息をのんでしまいますし、ぁStained Class」は出だしのギターやサビのヴォーカルのメロディは印象的で、全体的に緊張感があって良いです。
しかし、なんと言っても─Beyond the Realms of Death」、これは文句なしの名曲でしょう。ユニゾンでハモるアコギのアルペジオに、泣き泣きのギターソロ、情感たっぷりのロブのヴォーカル……。音がシンプルなだけに、余計哀愁を感じます。まさに「死の国の彼に」ですね。
さて、先に「想像できます」と書きましたが、『Stained Class』が発表された時、私はまだ小さな子供でした。だからリアルタイムで体験できるはずもありません。このアルバムの存在を知ったのは、今から10数年前、『Painkiller』が出た頃でした。確か当時、裁判沙汰でもめていたと記憶しています。
ある、自殺した少年の親に JUDAS PRIEST が訴えられたのです。理由は「息子はプリーストファンで、このアルバム聴いたから自殺したんだ」というものでした。具体的には、
・アルバムジャケットに「SUICIDE」の文字が隠されている。
・「Better by You, Better Than Me」の曲を逆回転で聴くと「Suicide♪」と聞こえる箇所がある
ということですが、「何とメチャクチャな!」と思いました。ジャケットを何度見ても未だ「SUICIDE」の文字は見つかりません。分かる人があったら教えて頂きたいものです。また、音を逆回転に聴いたとろこで、果たしてサブミリナル効果があるのか疑問です。(だいたい、普通に聴いて「あ、ここ、逆に聴いたら“Suicide♪”って言ってる」と分かる人がいれば、それは天才はモーツァルトぐらいじゃないでしょうか)
息子を失った親の苦しみは大変なものかと思いますが、その矛先をアーティストに持ってゆくのはどうかと思います。
頭の堅い親が頭ごなしに「ロックは不良の音楽だ」と騒ぎたてるのは世界共通のようです。そんなおせっかいP.M.R.C.に対する抗議の曲が『Painkiller』収録の「A Touch Of Evil」だそうです。
そういえば MEGADETH も『So Far, So Good... So What !』の「Hook In Mouth」で「FREEDOM」のつづりを分解して
This spells out FREEDOM, it means nothing to me
As long as there's P.M.R.C
と訴えています。アーティストにとっての「表現の自由」とは如何なるものか、と考えてしまいます。As long as there's P.M.R.C
「卑猥」「過激」ととるか、「芸術」ととるか、それぞれの立場や環境で、考え方、受け止め方は違ってくるので難しい問題ですね。
ただ、少なくとも言えることは、周囲の風潮や世論などに惑わされることなく、確固たる自分の信念を持っていることは大切だと思います。もちろん他人の助言や注意は静かに傾聴せねばなりませんが、結局のところ自分の人生は自分が決める訳です。「正邪」「是非」「善悪」について、問題意識を常に高めておくのが大事ではないでしょうか。
また、自分の身の周りにおきた現象を、わが身を省みずに、「これはあいつが悪いんだ」と責任転嫁するのも避けたいところです。ついつい自分を正当化するために、相手を悪者にしてしまうのが愚かしい人間の実態ですから……。自戒しておきたいものです。
(参考)
メタル馬鹿一代さんのブログ
ヘビメタな音楽
hrhm1161さんのブログ
DeepStyle.jp
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